マイクロチップ

去年の夏ごろ、クロがマイクロチップを入れました。
その話を書こう書こうと思っているうちに、8か月くらい経ってしまいました…(汗)
すみません…。
今さらながら、マイクロチップについてお話ししたいと思います。

阪神・淡路大震災や東日本大震災の時に、飼い主さんと離れ離れになってしまった動物たちがたくさんいたという話を聞き、『マイクロチップをいつか入れなくては…』と思っていたものの、トラは結局入れないままになってしまいました。
しかし、クロには入れることをすぐに決意したキッカケとして、クロに特徴がないことがあります。

トラは下の犬歯が2本ともなく、左首のあたりに全く毛の生えてこない2cm×5cmほどのハゲがありました。
何かの時はその2つを確認してもらえれば、わかるような気がしていたのですが、クロの場合…。
白い部分が一切ない黒猫。
歯も欠けることなく全部あるし、ハゲもない。
しっぽも曲がったりしていない。
ただただ長いだけ(笑)

もちろん飼い主としては、どれだけたくさん黒猫がいようと顔を見れば「この子がクロです!」と言えるとは思いますが、他の人が見た時にウチのクロだと証明できるものが何もないなと思ったのです。

それに、災害とかが起こらなくても、トラと違っていつか脱走しそうですしね…(苦笑)

『マイクロチップを入れようか迷っているけど…』という方たちに、マイクロチップを入れる流れだけでもわかってもらえたら、不安なことが少しは取り除けるかなと思い、クロの場合について書いてみますね!

写真を参照していただきたいのですが、
1. こちらがマイクロチップのリーダー。読み取る機械ですね。マイクロチップの入った背中側の首のあたり(入れる場所は決まっています)にかざすと、15桁の番号が表示され、その番号によってその動物の情報がわかるようになっています。

2. マイクロチップはこんなサイズです!わかりにくいですが、私の指と比較していただけると、サイズがわかりやすいかもしれません。

3. インジェクター。マイクロチップを挿入する道具です。これを使って、注射のようにマイクロチップを挿入します。

4. マイクロチップ挿入中のクロ。『痛がるのでは…?』と心配し、いつでも手を出せるようにしていましたがクロは特にリアクションはありませんでした。予防接種も緊張して気づかないタイプなので、そのせいもあるかもしれませんが…。

入れるタイミングとしては、クロは予防接種の日に一緒に入れました。
まだ子犬や子猫でこれから避妊・去勢手術を考えているなら、その麻酔の時に一緒に痛みのない状態でマイクロチップを入れてしまうという方法もあります。

5. 挿入後はこのような用紙をお渡しします。
種類コードや毛色コードなどは病院で記入し(獣医師名や電話番号、マイクロチップの番号も記入したものをお渡しします!)、残りの欄は飼い主さんのほうで記入していただくようになります。

ちなみにマイクロチップ挿入の施術費用は病院によって異なりますので、各病院にお問い合わせください。

6. 振込用紙も一緒にお渡しします。登録料1000円の振込が完了したら、振込金受領書の原本を先ほどの用紙に貼り付けて…

7. こちらの封筒で送っていただくようになります。
これで終了です!

数週間すると、登録完了の証明書が送られて来ます。
マイクロチップについてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください!