キズモノ…?

仕事柄、私はよく腕に傷ができます。
猫さんに引っかかれたり、ワンコさんに噛まれたり、ウサギさんにパンチされたり(←これはミミンだけですが…笑)。
でも、個人的には特に気になりません。
噛まれたその子が嫌いになるとか、引っかかれたからトラウマになるとかも今のところなく。
ちょっと鈍感なのかもしれません(笑)
あとは、育ってきた環境のせいもあるかと思われます。

小学生の時に初めて飼ったワンコが、実はよく噛む子でした…(苦笑)
噛まれた私が、泣きながらそれを母に報告すると、

「犬なんだから噛むの当たり前でしょ!!」

と怒られて育ちました(笑)

『いやいやお母さん、当たり前じゃないでしょ!!』とツッコミを入れたくなる事件ですが、その当時は『そうなのか…』としか思わず。
この育ち方のおかげで、動物に攻撃されてもトラウマにならないこの性格が生まれ、ある意味、動物看護師になるための英才教育を受けていたのではないかと思ったりします(笑)

しかし、親戚などには気にする人も多く…。
特に祖母には、

「キズモノになったら、お嫁に行けなくなる…!」

としょっちゅう言われまして…。
(『こんなんでキズモノだと言うような人はこっちが願い下げだよ?』と私は思うわけですが。笑)

『痛そうだねぇ』とか『治らないねぇ』とか傷自体を心配してくれるのはありがたいのですが、これで “キズモノ” と言われるのはなんだかなぁ…と思っている中で、たまたまこんな文面を見つけました。

“ リストキャットの跡は、一生残る想い出 ”

猫につけられた傷=リストキャットって呼ばれているのですね!!(笑)
なんてセンスのいい呼び方なのでしょう!!
そして、「一生残る想い出」。
そうそう!それです!
私にとって、この傷たちはまさに想い出なのです!!

すごくしっくり来る言葉が見つかって、なんだか嬉しくてこんなブログを書いてしまいました(笑)
クロにもしっかり、リストキャットを残してもらわなくては!!