クロの独り言

こんにちは、クロです!
たまにはボクも、ブログってやつを書いてみたくなったので、書いてみます。

ボクは5人兄弟で、外で生まれてすぐ兄弟と一緒にほごされました。
兄弟は3人がサバトラ柄で、ボクともう1人が黒猫でした。
里親さんをぼしゅうしても、体が黒いうえに、すみっこにいることが多かったボクは、みんなで写真を撮っても「そんざいかん」っていうのがなかったみたいで、ボクだけ売れ残ってしまいました。

でも、「ちびくろ」という仮の名前がなじんで来たある日。
新しいお家が決まったと教えられました。
「ちびくろ、売れ残りからどうぶつ病院のかんごしさんのお家にもらわれるなんて、大出世だよ!」
とも言われたりしました。

そして、今にいたります。

ボクはずっと気になっている。
「大出世」ってなんだろう?
だいしゅっせ…うーん…?

たしかにボクのおかあさんは変わっている。
「爪切りごっこするよー!」ってボクの爪を切ってくる。
子どもの時は気づかなかったけど、それじゃあ、ただの爪切りだとさいきん気づいた。

それに、「採血ごっこするよー!」ってボク首を片手でおさえて、「はい、チックン!」って刺すマネをする。
これも、前はそういう遊びだと思っていたけど、ほかの猫たちはこの遊びはやってないらしい。

大出世…
すごく変わったおかあさんのもとにもらわれることを「だいしゅっせ」って言うのかもしれない。


                                                             by. クロ