小さな子猫の大きなパワー

昨日、保護猫さんが診察に来ました。
子猫3兄弟だったのですが、そのうち1匹はまだ90gしかない赤ちゃん!!
子猫は見慣れているとはいえ、ここまでのサイズだとあまりに小さくて、か弱くて、危うい。

『ちゃんとしっかり育ってくれるかな…』と思いつつ、カルテを見直してみると、クロがまだ「51ちゃん」と番号で呼ばれていた時代の記録が。

そこには、

「51」BW(体重)99g→翌日 89g

との1文がありました。

すっかり忘れていましたが、クロが初めて病院に来た日、体重は99gしかなかったんですね…!
しかも翌日89gまで減ってるし…。

そこからよくこんなに大きく育ったものです。
今では5kg近くありますからね!
手乗りサイズだったなんて信じられません。

そんな小さい時期に母猫とはぐれて、どれだけ不安だったかな?
母猫が恋しくなることはないかしら…?

色々想いを巡らせていましたが、家に帰ってクロ本人に会ったら、そういう発想は吹き飛びました。
たぶんこの子…そこまで考えてないような気がする…(笑)
むしろ、この家で、人間から生まれたと思っているような気すらします…(笑)

話は逸れましたが、現在のクロの元気のことを考えると、あの100gもない小さな体の中に秘められたパワーみたいなものを感じるようになりました。
あの子達もきっと、元気に育ってくれるはず!
すくすく育ってくれますように!