コロンシャンプーの歴史

シャンプーをされるコロン。
されるがまま、何の抵抗もなく寝そべっています。
今でこそこんなに落ち着いてシャンプーされていますが、病院に来て間もない頃は、シャンプーもドライヤーもものすごく嫌がって大変でした…!

まず、濡らされるのがイヤ。
ぬるま湯だろうと、水だろうと、お湯だろうと、とにかく毛に少し水をかけただけで『ヒーッ!ヒーッ!』と鳴いてパニックになってしまいました…。
そのため、始めはシンクで洗えず、浅いオケにぬるま湯を張り、そこにコロンを入れる作戦に出たのですが、すぐに大暴れしてオケから脱出。
後ろ足が不自由とは思えないスピードで逃げました…。
(これを繰り返してたら、いつか後ろ足も動くんじゃないかと思ったものです)

なんとか洗っても、次にはドライヤーが待っています…。
コロンはとにかくドライヤーの音が怖いらしく、スイッチをオンにした瞬間にビクッとして、またダッシュで逃げようとします。
なるべくコロンから遠い場所まで腕を伸ばしてドライヤーのスイッチを弱風で入れて、コロンに少しずつ近づける…というようなことをしていましたが、パニックになって台から落ちそうで危ないので、いつも床で乾かしていました(苦笑)

あんなに毎回格闘していたシャンプーだったのに、ちゃんと慣れるもんですねぇ。
皮膚が悪くなって、週に2〜3回も洗われるようになってしまいましたから、そりゃあ慣れざるを得ないか…(笑)
今では何事にも動じなくなったコロンなのでした。