トラフズク

1月27日、患者さんから「雪の中でミミズクが動けなくなっている」という電話がありました。
あいている時間で、さらにごく近所ということもあり、院長が保護に向かいました。
連れて帰って来たのがこの子です。かわいい顔!

はじめ、「コミミズクだろう」ということで野生鳥獣の処理簿に記入したものの、ネットで調べているうちに「トラフズク」にもよく似ていることが判明。
色々な特徴をチェックし、「やっぱりコミミズク」「いやっ、やっぱりトラフズク」と3回ほど記入し直し、ようやく「この子はトラフズク!!」という結論に落ち着きました(笑)

そんなわけでこのトラフズクさん。
体を調べてみると、右翼を開放骨折していることがわかりました。
修復は不可能な状態…。
そのため昨日、右翼を取る手術を行いました。
衰弱していて、麻酔や手術に耐えられるかとても心配でしたが、無事に麻酔から覚めてくれてひと安心。
まだここからちゃんと回復してくれるかはわかりませんが、元気になってくれるよう祈りつつ、見守っているところです。