トラの話

こんにちは!村元です。
今日は我が家で飼っている猫・トラについてお話ししようと思います。

オスのミックスで、年齢は不明です。
8年前の冬、ゴミステーションで倒れていた所を保護され、うちの病院にやってきました。

しばらくまともに食べられていなかったのか、運ばれて来た時にはガリガリで脱水もひどく、立ち上がれないような状態でした。
しかし、治療を続けていくうちに表情が良くなり、ごはんもだんだんと自力で食べられるようになりました。
約1か月ほどで普通に動き回れるぐらいに回復!
元気になったものの、「今後トラをどうするか?」という話になりました。

保護された時に首輪をしていたため飼い猫だったと思われますが、結局飼い主さんは見つからず…。
その頃にはもう完全に情が移ってしまっていた村元は、トラを我が家の一員として迎えることに決めました。

ちなみに「トラ」という名前ですが、病院でトラの面倒を見ている間に情が移ってしまわないように、毎日違う名前で呼んでいたのです。
タロウ、ジロー、タマ、シマジロウ…などなど。
とりあえず猫らしい名前で呼んでいたのですが、日替わりにするには途中でネタが尽きてきまして…(笑)
なんとなく呼びやすかった「トラ」が定着。
そのまま現在に至ります。

保護された時点で成猫だったトラは、年齢に関する情報がまったくわかりません。
でもあれから8年経っていることを考えても、おそらくもうかなりの高齢にゃんこだと思われます。

腎臓病や便秘、足を痛めたり…と色々な病気が出て来てはいますが、8年前、あの命の危機を乗り切ったパワーと運の強さで、長生きしてほしいなぁと思っています。